【英語初心者向け】ネイティブのように発音するコツが分かるYouTubeチャンネル3選

英語学習
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ネイティブの日常会話が全然聞き取れない

Siriに英語で話しかけてみたら、全く聞き取ってもらえない

英語を勉強し始めて、このように思う方は多いのではないでしょうか。

これは「正しい発音」を知らないから、ネイティブの英語が聞き取れない。
「正しい発音」ができていないから、Siriに聞き取ってもらえない。ということが原因の1つです。

この記事では、初心者でも無料で正しい発音ができるようになるYouTubeチャンネルから、練習方法までまとめて紹介します。

このページの内容
  • 英語発音練習に役立つYouTubeチャンネル3選
  • 発音練習でYouTube動画を見る時のポイント
  • 練習方法や練習するときのコツ

この記事ではアメリカ英語を学ぶためのYouTubeチャンネルを紹介しています。

なぜ英語の発音が難しいのか?

理由は日本語と全く違う言語だからです。当たり前ですが、以下の発音の仕方の違いを見てみてください。

音の種類

日本語の母音は「あ、い、う、え、お」の5種類のみです。

一方、アメリカ英語では「あ」の音は3種類、「い」の音は2種類など、最低でも11の単母音があります。

Hat (帽子) / hˈæt /
Hard (固い) / hάɚd /
Hunt (狩りをする) / hˈʌnt /

これらは全て日本語では「ハ」ですが、英語では全て違う発音になります。

音の位置

日本語では音節の位置によって発音が変わる音がほとんどありません。

一方、英語は音節の位置によって発音が変わる音があります。

pet (ット)、spit (スット)、top (トッ)

音の強弱

日本語は声の高さでアクセントを変えます。
はし:橋、箸、端

一方、英語は発音の強弱でアクセントを変えます。

record
名詞: rékɚd “REK-ord” (前にアクセント)
動詞: rɪkˈɔɚd ”ri-KORD”(後ろにアクセント)

これらの違いにより、日本人は英語を聞き取ったり発音したりするのが難しいのです。

クマイ
クマイ

違いを知ると、理解が深まります。

英語の発音練習に役立つYouTubeチャンネル3選

『あいうえおフォニックス』英語発音

『あいうえおフォニックス』には難しいルールは一切ありません。フォニックスの中でも、特に日本人が間違いやすい英語の母音や、子音の発音を、少しずつ楽しく勉強できます。(フォニックスは、英語のスペルと音を組み合わせで覚える、英語の学習法です。)

https://www.youtube.com/@aiueophonics/about

発音の基礎をわかりやすく学べる

超有名YouTubeチャンネル。英語学習者は1度は見たことがあると言っても過言ではないくらい、分かりやすく見やすいチャンネルです。
このチャンネルでは、母音や子音の発音、リエゾンなどの基本的な発音のルールを、日本語と英語の発音の違いを交えてわかりやすく解説しています。

この記事最初に「英語の発音ができない原因は日本語とは全く違うから」で述べたように、理解を深めるために大切なのは、それぞれの言語の違いを知ることです。

このチャンネルでは日本語と英語の発音の違いをわかりやすく解説しているので、英語の発音を学ぶ上で大きな助けになります。

『あいうえおフォニックス』英語発音のおすすめ動画

日本人が区別しにくい発音をとても分かりやすく解説してくれています。 そしてこの動画を最後まで見ると英語の早口言葉が習得できるので、自分の英語レベルが上がった気がして嬉しくなります。

アリーとファジーが声変わりしていく様子も成長を感じられて、ほっこりします。

【英語発音】セイダイ音声学

高校卒業後アメリカに4年間留学。TESOL(英語教授法)を専攻し、音声学や第二言語習得などの学問から英語の実践的な教え方を学ぶ。教職を目指していたが、発音の大切さを海外生活から痛感し、日本での発音教育の充実を目指し発音トレーナーに。

https://www.youtube.com/@aiueophonics/about

英語音声学に基づいた発音解説

英語音声学に基づいて発音のルールを解説しています。一般的によく言われる「Rの発音は舌を巻く」というのは一体どういうことなのか、論理的に教えてくれます。

ちなみに下記のおすすめ動画を見ると、その答えが分かります。

音声学とは

人間の言語に使われている音がどのように作られ、どのように空気中を伝播し、どのようにして聞き取られ理解されるのか、を研究する学問です。

https://spice-of-englishgrammar.com/phonetics/

【英語発音】セイダイ音声学おすすめ動画

発音に関する動画が比較的初期のものが多いので、動画一覧ページの「古い順」に並べ替えると探しやすいと思います。

Rachel’s English

Rachel’s English is your online American English pronunciation resource. All videos have closed captioning to help non-native speakers understand. New videos added every week!

https://www.youtube.com/@rachelsenglish/about

アメリカ英語発音を徹底解説

ネイティブスピーカーの口に動きがとても分かりやすく見られます。
そして全編英語ですが、ゆっくり且つハッキリした喋り方なのでリスニングも鍛えられます。
また字幕もついているので内容が分からない場合でも理解することができます。

Rachel’s Englishのおすすめ動画

同じthサウンドでも、単語によって舌の位置が微妙に違うことが分かります。

動画数がとても多いので見たい動画を見つけるのが困難かもしれません。
「人気の動画」から気になるものを見てもも良いですし、
母音が知りたい場合は「vowel」で検索してみるのがおすすめです。

海外のYouTube動画を見る時のポイント3つ

1.発音している人の口元や舌の動きを見る

ネイティブスピーカーは想像以上に口も舌も大きく動いています。発音の動画だから大げさにしているのでは?と思った方は、Vlogなど日常生活の場面を見てみてください。ネイティブが自然にこれだけ大きく動かしているのですから、非ネイティブは意識して動かさないと、と思わされます。

2.YouTube拡張機能「Language Reactor」を使う

公式サイト:https://www.languagereactor.com/

chrome ウェブストア:https://chrome.google.com/webstore/detail/language-reactor/hoombieeljmmljlkjmnheibnpciblicm

Language Reactorと外国語学習にはとても助かる拡張機能です。※Google chromeのみ対応(2024/01)

  • NetflixやYouTubeで2言語字幕を表示
  • ポップアップ辞書
  • 動画の再生速度や区間を調整する

中でもポップアップ辞書がものすごく便利です。

  1. 発音を確認したい単語をクリックすると詳細が表示される。
  2. スピーカーマークをクリックで単語の音声が流れる。
  3. 下のアルファベットを押すと各オンライン辞書がポップアップで開く。

以下の2つの辞書が発音記号が見やすく音声も聞きやすいです。
Ca…Cambridge Dictionary / Wr…WordReference

3.発音記号も一緒に覚える

この発音記号はこう発音する」という風に一緒に覚えていくと、今後の英語学習に役立ちます。
一気に全て覚えようとする必要はなく、自分が発音できないものから一つずついくと無理なく習得できます。

英語発音の練習方法や練習するときのコツ5つ

1.ネイティブの発音と比べる

ネイティブの発音と自分の発音と比べて、どこが違うのか探りながら声に出して練習する。

2.自分の音声を録音する

自分の発音を録音して、客観的に聞いてみる。どこが改善点なのかヒントになる場合があります。

3.スマホやPCの音声入力を使う

音声入力に自分の発音が正確か聞きとってもらう。あまりに聞き取ってくれない時は心が折れますが、めげずにいろいろな言い方を試してみてください。

4.間違っていた発音と正しい発音を交互に発音する

正しい発音の仕方を確実に定着させるために、正しい発音とそうではない発音を交互に発し、その違いをしっかり理解しましょう。

この作業をすると、何が違うのか人に説明できるくらいになります。

5.同じ発音記号の他の単語を繰り返し練習する

例えば

「bird / bˈɚːd /」なら「world / wˈɚːld /」「 birth /bˈɚːθ /」「 hurt /hˈɚːt /」など。

単語を変更しても発音できるようになれば、もうその発音を習得したも同然。
さらに、オンライン英会話でイングリッシュスピーカーに聞いてもらうともっと自信が持てますよ。

まとめ

この記事では以下の3点を紹介しました。

  • 英語発音練習に役立つYouTubeチャンネル3選
  • 海外YouTube動画を見る時のポイント
  • 練習方法や練習するときのコツ

「英語は筋トレ」と言われるように、正しい発音を身に付けるには、とにかく練習して体で覚えるしかありません。何度も何度も練習していくと、口が慣れてきて発音のコツなどが掴めるようになって、あっさりと「え?今できた」というポイントが必ず来ます。私の体感ですが100回くらい発音し続けると、その時が訪れることが多いです。

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